櫛ヶ浜港を見渡せる舎利堂(納骨堂)
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趣 旨
現代において、少子化による後継者不足は深刻な社会問題となっています。 後継者が遠方に居住されている方、または生家・墓地がこちらにあって遠方より管理されている方、絶家により仏壇を多数所有されている方、 いずれの方も仏壇や墓地などの祭祀管理に困窮されています。 その結果、お寺に預けるなどの永代供養化や、また近年では「散骨」による葬送が行われるなど、先祖祭祀の手放し、無縁化が進んでもいるようです。
無縁にしてしまうことは簡単なことですが、祭祀の大事なことは両親をはじめご先祖様からのつながりによって、自分が存在していることに気づくことにあります。 その”存在の気づき”とは、己一人で生きているなどの誤った考え方を捨て去り、他との関わりの中に生きている自己を確認することです。 それが「有縁」というもので、仏壇やお墓の礼拝にはそこに意義があるのです。
申すまでもありませんが、納骨堂とはご先祖様の御遺骨を安置する堂舎でございます。 周南地区では皆様お墓を大事にお守りされ、納骨堂といっても釈然とされないことでありましょう。 しかしながら、仕事の多様化や、少子化による絶家、家の跡取りの周南地区外への転出など現代社会における様々な問題によって、 先々に不安をおぼえられる方も少なくなく、納骨堂が時代の要請であることは否めません。
納骨堂といっても、従来の位牌堂とその機能に何ら変わりはございません。 お墓をお持ちの方はそのまま使用され、納骨堂へ分骨されるのも良いお供養となります。
「納骨」の儀礼は、お釈迦様入滅後、荼毘に付されたご遺骨は八つに分けられ、 それぞれに仏舎利塔(ストゥーパ)を建立し、その中にお釈迦様のお骨を納めたのがはじまりといわれています。
この分骨は、八つの国々の王が亡きお釈迦様の威徳を偲び、または良き友への強い思慕にかられ行われたものです。
お墓でも納骨堂でもその機能に一長一短はありましょうが、気持ちを込めることが亡きご家族へ何よりのお供養といえるでしょう。
原江寺では納骨堂への加入者を宗派を問わず広く募集いたしております。一度御来山され、実物をご覧になられることをお勧めいたします。
詳細
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3階の様子。 ◎区 画 浄 (60センチ) 妙 (50センチ) 縁 (40センチ) 迷悟絵 (1霊) ◎永代使用料 20万円〜 ※詳細はお問合ください |
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納骨壇の写真。 御仏壇形式で、過去帳 を収める御位牌(写真 参考)がついています。 下部は大理石で加工し た納骨スペース。 骨壺は縁区画でも9体 は最低収められます。 |
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